【2011/05/30 投稿】

現在は精神障害者の支援をする福祉サービスで管理者をしています。
これまでも7年くらいこの分野で仕事をしてきました。

それらの日々の業務の中で、自分なりに福祉について「こうあるべきではないか?」「こうしていきたい。」との想いが強く生まれてきて、それを実現できるような法人を設立できないかと考えるようになってきたというところ。

これは、現在の事業に従えないからというわけではなく、現場目線での利用者のニーズ、また職員のニーズに配慮した事業を展開し地元に貢献したいということ。
それと障害分野以外のボーダーの方々など、支援機関と繋がりのない人(引きこもりや自殺問題など)の支援も行って行きたいとの思いも増えてきたことがある。まあ自分自身の活動をしていきたいってのもあるけどね。

この想いについては前々から考えていたことで、福祉という仕事を続けていく上で、やはり生まれ育った地元に貢献していきたいという想いが1番かな。
社会福祉士、精神保健福祉士などの資格をとり、この知識を生かして地域福祉のあり方を少しでも変えて生きたい。

「で、どう変えるのか??」

地元の精神保健福祉領域では、現状ではないサービスで必要なものがある。

それは特に就労関係。
地域には大きな精神病院が3つあり、生活面での福祉サービスはありますが、就労関係が一つもないということ。働きたい、社会と関わりたいと思う障害者の方はたくさんいますが、就労を支援する所が一つもないというのが現状なのだ。

今後の事業展開として、まずはそこを変えていきたい。

障害者が就労することは、並大抵の事で達成できないと思うし、作業所にも仕事を与えられる状況にないかもしれません。しかし長いライフサイクルで見た場合、就労(仕事)が生活の大部分を納めているため改善していく必要がある。

そんな構想を抱いている中、是非手伝って欲しいという方と連絡を取り、急だったのですが本日自宅にて会合をしました。その人は議員さん。福祉を良く考えている人で協力を願えないかということと、地域のニーズの確認のための話を聞きたかったのがこちらの考えでした。

話の中で、地域には精神障害者の福祉サービスは少なく(私が行いたいことはどこもやってない)ニーズがあることと、地域にはこういうサービスが必要なんだとということを話してくださり、私が話した構想についても必要だと感じて賛同してくれるとのことだった。
名もない私にとっては願ってもない後ろ盾であり、今後の活動に多大な影響のある人物との出会いは今回の最高の収穫だ。

今後は賛同者を募り、実現できるよう早急に進めていこうと思う。
まだまだ、壁は大きいが1つ1つ乗り越えていければなと。

とりあえず、まずまずの第一歩。

本日から始動していきます。

事業内容については、今後詳しく書いていければと思います。


【2018/07/21 投稿】

この当時は、障害者自立支援法ができたばっかりで、民間の福祉参入もちょこちょこ出てきたかなって時だったと思う。
ちなみに今は、障害者総合支援法へと法律が変わり、民間参入がどんどん増えてきて、その分問題も多くなってきている。そして法の縛りがあり淘汰されるの繰り返し。
高齢者福祉サービスの流れを追っている感じ。

今後うちも厳しくなっていくので、注意して事業展開していかないとな。

ちゃんちゃん。

Buona giornata!

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