年が明けたかと思ったら、もう月末。
早いね。
休暇が長いからなかなか仕事モードにならないですよね。
自分はやっとエンジンがかかってきたかなって感じ。ちょっと遅いんですけどね。
なんでかっていうと、1月の中旬に急激な腰痛により2日間の要介護状態。
それが良くなったかと思えば2日間の下痢と嘔吐。寝たきりの状態でした…。
年明けから最悪の体調不良。
どれだけ怠惰な生活をしてたんだと。先行き不安なのだ。
自分では気付かぬうちに年を取ってるってことです。
若いつもりでいると後悔しますね。皆さんも体には気をつけてください。
一時的な体調不良で寝たきりの状態っていうのは、我慢して待っていれば何とかなるけど、要介護状態はシャレにならない。
朝起きたら腰に激痛が走りトイレ行くのにハイハイ。
用を足してズボンを穿こうと思ったら「やべっ、ズボンが穿けん。」と。
壁に手すりがなく立つことができないから、どうスボンを穿くかを必死で考えた。
考えた末に横になったまま穿くという技術を習得した。
そして喉が渇いたから、飲み物を取りに行こうと思ったら目の前に階段。
そう、そこは2階だったんです…
「絶望…。」

これぐらいの絶望感・・・。
終わったって思った。
このまま2階で生活していかなくてはいけないのか?

そう、今の世界は2階なんだから…。
このままだと2階に殺されてしまうと感じた自分は、
必死で考えた末バックハイハイという技術を習得した。
いや~きつかった。
おかげでいろんな技術を獲得したし、下半身に障害をもったら2階はほとんど使えないということが分かった。まあ分かってはいたけど、身をもって体験したことで、家の中にある障害を様々なところで発見することができた。
手すりがなかったり段差があったり、洗面所が高いとかコップの位置や冷蔵庫の高さなどなど、あげればきりがない。
また周りに迷惑をかけないようにする心理と、それゆえお願いできなく苦しむというソフト面の障害もね。
それらをクリアしようとすると、当たり前のことにかける時間が多くなり、日常生活動作だけで1日が終わってしまう。
家というのはみんながくつろぎたい場所。そんな場所が地獄になる。
健康でいると分からないけど、いつかはみんな障害者になる時が来る。
明日、事故にあってしまうこともあるしね。
だからこそ、家を建てるとき、もしくはリフォームをするときに少し先の未来を考えて作った方がよい。デザインばかり考えて機能を無視してしまったら後で絶対後悔します。
誰もが安心して過ごせる空間、そんなユニバーサルな空間が結局はみんなのためになるってことです。
自分が家を立てるときは、ユニバーサルな機能美を追求しようと思う。
「みなさんはバリアフリーな家に住んでますか?」