平成26年9月から委嘱された稲敷市自立支援協議会。
今年の3月をもって任期満了です。
初めての体験で右も左も分からぬまま、副会長という任にもなってしまいましたが、無事に終えることができました。良かった。
協議会内にはそれぞれの担当部会があって、その部会ごとに地域で障害のある方々が安心して過ごせるように普及啓発活動や研修会、その他イベントなどを行った。
これは研修会会場の様子。


私が担当していたライフサポーター部会では、2年かけて自殺予防プロジェクトを議論して、一応はスタートするまでになった。
プロジェクトが始まる前には、普及啓発活動やゲートキーパーについての議論もしてたんだけどね。
もっとより踏み込んで、自殺する恐れのある人たちを救えないだろうか?
そのためにはどうすればいいのか?
などという議論を重ねて、再企図防止プロジェクトをすることになった。
自殺予防プロジェクト(自殺再企図防止プロジェクト)は、救急医療機関に運ばれた自殺未遂者の支援がほとんど処置のみで終わってしまうことを改善するために、救急医療機関と市役所が連携して、本人への相談支援を行いその後の支援へつなげてフォーローアップするというもの。
自殺未遂者の再発率はとても高い。
それ以前の予防も大切だが、察知できない以上なかなか改善していくのは難しい。
様々な社会問題の解決が必要になるからね。
それはこれからの課題にして、まずは出来る範囲の動きで改善できるものにしていくことが大切だと考え、再企図防止を目標に掲げたわけだ。
とりあえずだがスタートした自殺予防プロジェクト。
これで稲敷市は自殺対策に本気で動き出す!
今後の動向は気になるところだが、自分は任期が終了したので、また来年ていっても来月からだけど、委嘱されれば関わっていきたいと思う。
とりあえず、いろいろ経験できた協議会の2年でした。