今年の1月より市より委嘱を受けた、生活支援コーディネーター(SC)というお仕事。
順調に活動を始めて3ヶ月が経ちました。
長時間ではないにせよ、月に8日活動したのでこれまで24日くらい業務しています。
現在どういう活動をしているかというと、地域住民が主体となって生活支援・介護予防サービスの充実が図れるよう、地域にある様々な社会資源(活動)を取材してその活動内容をまとめています。
その他にもいろいろあるけどね。
詳しくは過去記事を見てください。
生活支援コーディネーターになりました。
新たな仕事を行うのでそのご報告です。
活動についてスタッフと話しているときに考えたこと
地域にあるボランティア団体は60団体以上もあり、会員を含めるとかなりの規模になる。
1団体4~5名だとしても、300人以上の規模だ。
活動内容は様々で、高齢者のサロンや見守りやリハビリ、環境活動、障害者の支援や児童の支援まで幅広い。ただ高齢者への活動が多い印象はあるけどね。
これらの団体は、それぞれの活動を自団体もしくは少ない団体との連携のみで行っている。
そのため、より地域課題に密着した活動ができているかというとそうでもない。
自団体ができる活動をできる範囲で行っているからね。
課題に対するインパクトは小さい。
みんな頑張って活動してるんだ、それではもったいない。
それらの個々の団体活動にもっとインパクトを与えられないか?という1例を考えてみた。
各団体の活動にもっとインパクトを与えられないか?の1例について
文京区と5つの非営利組織から構成される共同事業体は7月20日、厚生労働省にて、子どもの貧困解決に向けた新規事業「こども宅食」のキックオフ記者会見を行いました。
子どもの貧困を救う「返礼なし」ふるさと納税 | GARDEN | 東洋経済 …
ここまで大きくは出来ないかもしれないけれど、地方でも協働すればできるのではないか?
各団体が新しい事業を行うわけではない。
今やっている活動を持ちよって、各団体の強みを生かして、目的に合わせて協働すれば新しい取り組みが起こせるかもしれない。
「食材を集めて弁当を作り配送する。」
これはもうできていることだ。目的を何にするかだけなんだ。
こう考えるとなんかできそうな感じがしないかい?
小さくても地方の市内で起こせる “collective impact”
ということで、“collective impact” を意識した取り組みをこれからどんどん創っていきたいと思う。何事もみんなでやる方が楽しいからね!

“collective impact” とは?
立場の異なる組織(行政、企業、NPO、財団、有志団体など)が、組織の壁を越えてお互いの強みを出し合い社会的課題の解決を目指すアプローチのこと。