先日、NPOの中間支援組織の講義を聞いてきた。
そもそもNPO法人はボランティア団体なのだろうか?
この講義に参加していたいくつかの団体と話した時に、課題解決する事業を本業の隙間時間に手弁当でやっている団体がいくつもあった。
茨城県内で認証されているNPO法人は、全部で840団体。
その中で保健・医療・福祉分野は8割を占めていると思う。この分野はサービスに対して給付費が出るので事業化しやすい。
でもその他の事業については、助成金とか寄付を原資として活動しているので、安定した事業運営は難しくなる。
なので、隙間時間に手弁当で活動する人たちも多くなるんだと思う。
それでも活動をしている人たちは、素晴らしいとしか言いようはないが、課題解決していく上でそのような運営体制は心許無い。
様々なNPO法人はあると思うが、行なっていることは何らかの困っていることや社会課題の解決だと思う。そういう課題は、なかなか解決しづらいからこそ課題として残っている。
困難な社会課題を解決していくことが目的なのに、ボランティアや手弁当でやっていては、いつまでたっても進まないし、解決していかないと思う。
それにサポート側が疲弊していったり、お金が回らなくて解散していく、もしくは活動を休止しているところも多いんじゃなかろうか。
NPO法人は社会課題を改善する社会企業だ
これは自分が考えているNPOとしてのスタンスについてのこと。

NPO法人は社会課題を改善する社会企業だということ。
なので課題解決することを目的に、スタッフを雇って、ビジネスとして回していく必要がある。
結局言いたかったのはこれだけ です。
社会課題の解決がビジネスとなって、人は助けられるし飯も食える。
それってめっちゃ楽しくないかい?