プライベート

やっと退院します

入院したことでいろいろ考えられたし、とても良い休息になったよという話。

やっと明日退院します。

長いようで早かった。

入院生活もだいぶ慣れてきて楽しく過ごしているからね。
正直、少し遅れても今はどうってことない感じではあるけど。

なんだかんだで入院して1ヶ月以上過ぎてる。
これくらい過ぎると、仕事に対する焦りもほとんど無くなっているし。
まあ、なんとかなるだろうと。

今回、急遽入院することになって、たくさんの方から激励の言葉を頂いた。

「根本さんは働き過ぎです。この機会にゆっくり休んでください。」

そういう言葉をたくさんの人から頂いた。

ただただ、ありがとうございます。

感謝の言葉と共に「やっぱり働き過ぎだったんだな。」と。
みんなにそんな風に見られていたんだな〜、とつくづく感じた。

走り続けた8年間。
身体の悲鳴を聴かずに無理してきた日々。
今思うと、休息するには1ヶ月半は必要だったんだな。

おかげで精神も気力も満ちてきた気がする。
ただ体力は落ちているので、それはゆっくりと戻していこうと思う。

本当にこのタイミングで休めて良かったなと思ってる。
サポートしてくれたみんなに本当に感謝しています。

思えば入院当初はとても不安だった。
先生たちの緊急対応。救急車での転院。
検査検査の日々と服薬、点滴などの安静対応。

肝機能の著しい低下によって、
「身近な人に移植が可能な人がいますか?」と何度も質問された。
「肝臓移植の必要があるかもしれない。家族に血液等聞いておいて。」
妻は自分の肝臓が使えるなら使ってと。
弟にも聞くしかないのか…。そして親にも……。

他人の臓器をもらってまで、はたして生きる価値があるのだろうか?
大切な家族の臓器をもらう価値があるのだろうか?
必死に考えていた。
人はあると言うだろうけど俺はないと思うんだ。考えても答えは見つからない。
(ちなみに今回、肝臓移植の必要はなくほぼ原状回復です。)

そもそも、これまでどれだけ自分の身体の感覚を無視してきただろうか。
肝臓移植の必要性も考える必要があると言われてから、意識的に自分の体に向き合うようになった。

毎日の血液検査と血糖値の検査。
体温と脈拍、血圧の検査。肝生検、肝臓と心臓のカテーテル検査、MRI、CT、レントゲン、心電図などなどの検査を行って体の状態を詳しく知った。
入院生活によって心音が遅いということ。朝の血糖値が低いことを知った。
血糖値は朝が70~90くらい。お昼から夜に120~170くらい。
1日の脈の変化が70〜140くらいまである。
不整脈あり。脈の波も多い。 血圧は通常で安定。90〜130。
肝臓を含めた内臓の状態。足先から指先までの感覚。心音や脈の状態。体全体のこと。

体が感じている感覚と思考として感じている感覚の状態の調整をする。
心と体のコミュニケートをしているような感覚だ。

身体に薬剤が入り全身に行き渡る感覚。
それによる身体の変化と感じる感覚の変化。
入院生活を通して、意識的に向き合うことで身体と心の調整が今になってやっと取れてきた感じだ。

ただ、入院生活が長くなると身体の感覚がおかしくなるんだよね。
適性に管理された病院内の温度調整、空気、匂いなど。
社会との遮断によって、自然の感覚が全く分からなくなる。
雨の匂いや夏の香り、肌に感じる自然の体感など。
久しぶりに散歩した時は、ジメッとした梅雨の体感も雨に濡れる感覚さえも新鮮で気持ち良かったけどね。
普段は感じないことだけど、こういう時はこのくらいのあたり前のことでさえ幸せに感じるんだ。

入院生活が慣れてくると時間ができるから読書はだいぶ捗ったのは良かった。
積読の消化が一気にできたし。
ずっと読みたかったホモサピエンス全史(上・下)を読んで、ホモサピエンスとしての人のこれまでとこれからにつて考えて、「死」とは何か を読んで、生きること死ぬことについて考えた。死を意識することで生のありがたみを知った。

人は何かを失うことを意識して必要なことを見つけられる。

そしてこれまでの自分の生活について振り返り、医療と福祉の重要性を学んだ。
死ぬかもしれない。移植の必要性によって、医療の大切さやチームへの信頼感、ありがたさを知った。 生活を続けられること、治療が継続になるかもしれないことによって福祉のありがたさも感じることができた。
福祉という仕事をしていること、やっていることの意味や続けることの必要性と大切さとかね。

あとはね、これだけ休ませてもらったからね。
仲間の大切さも改めて感じた。仲間の力量と安心感。チームの素晴らしさと任せられることの喜び。 信頼できる人たちがいること。 本当にたくさんの人の助けで生きていられること。
そんなこんなをたくさん悩んだし考えた。
それら全てが良い時間だったし、良い体験になったと思う。

入院生活はもう慣れた。

5時に起きて読書をする
6時には顔を洗って、ファミマでコーヒーを買ってきてロビーでまた読書
8時に朝ごはんを食べて
9時からは、メールチェックしてネットで情報収集したり仕事したり
12時には昼食を食べて
13時からは体力回復のための公園散歩して仕事して
帰ってきたらシャワーを浴びて読書したり映画を見る
18時には夕食を食べてテレビか映画を見て
10時くらいに就寝する
とても健康的で規則正しい生活だ

人の環境適応って凄いね。
もうすでに入院生活はホームであり、実家での生活はアウェイなのだ。
だから退院することに焦ってはいないw

そうそう、思い出したよ。
自分が法人を立ち上げてまで創りたかった社会って。
今では御大層なビジョンを掲げているけど。

俺自身の未来
両親の未来、妻の未来
そして子どもの未来
自分の身近な人たちの未来をちょっとでも良くしたい
昨日より今日
今日より明日を少しでも良くしたい

たったそれだけだったんだ。

長くなりましたが、以上。
最後まで見てくれてありがとうございます。


入院中に読んだ本とオススメ

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振り返ってみると結構読んでるのね。

特にオススメ

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