気がつけば早いことで退院してから1ヶ月が過ぎた。
もうすでに家での生活にも慣れ過ぎて、まるで入院していたことがだいぶ昔だったかのように今では遠い過去になっている。
これまであまり大きな怪我も病気もしてこなかったからね。
今回の入院は、これからのことを考える大きな転機になった。
(何度も書いてるが。)
自分の体のこと、家族や仲間のこと。
仕事や生活のこと。
これまでの生き方とこれからどう生きていくかについて。
などなど。
特にこれまでは、仕事と生活のバランスについて「ワークアズライフ」だと思っていた。
ワークアズライフとは、落合陽一氏が提唱する「仕事とプライベートを分けることなく、寝ている時間以外はすべて仕事であり趣味であるという考え方」としています。(ネットで検索するといろいろ出てきます。)
自分も同じように考えていたんだけどね。
ふと振り返ってみると、実際はワークが中心で、単純にライフに目を向けていなかっただけなんじゃないだろうか。
仕事と生活のバランスが取れてるって勘違いしていただけだと思うんだよね。
そもそも自分がこれまで思っていた生活・暮らしってなんだったんだろうか。
ご飯を食べて寝るだけ。たまに運動もする。
そして、ちょっと子どもの世話をするとか。そう、自分のことばっかりだ…
生活を維持していくのに必要なことはあまり何もしてこなかったし、暮らすということに目を向けてもいなかった。
生活に必要なことは人任せにして、自分は好きな仕事に没頭してただけ。
それで「ワークアズライフ」って調子に乗って言ってただけじゃないかって。
振り返って考えると、そんなふうに感じる。
だからこそ、これからは「丁寧な暮らし」をしていきたいなと。
買い物行って料理して、洗い物して掃除して、自分の時間や家族の時間を大切にする。セカセカ過ごすんじゃなく、ゆったりとスローライフで。
入院期間中に暮らし方を振り返り、退院したらそういう暮らし方をしていきたいという気持ちが強くなった。
でも、それがなかなか難しい。
実際に退院してから今まで「丁寧な暮らし」を意識して生活しているけど、なかなか継続できないんだよね。
特に情報量が多すぎてとても疲れる。
入院中はもちろん情報は少ないし、その上で自分なりにSNSやビジネス関連の情報は見ないようにしていた。
でも外に出てしまうと、それだけで情報量が増えるし制限もない。
あれもしたいし、これもしたいって思うから、インプットを増やしがちになってしまう。
けど時間は有限だから、自分にとって必要なこと以外は断捨離していかないと、ただただ情報に翻弄されて忙しいだけの日々に逆戻りしてしまう。
何度も何度も、自分にとって必要なことを振り返り、その都度断捨離していかないと、情報化社会の渦に巻き込まれてしまうんだよな。
丁寧な暮らしを意識し続けること。
それが大事。
これからも不要なものやことは増やさず、便利なSNSやIT機器関連とは距離をとって生活していきたいと思います。(できたら…)
今後は、SNSでの交流や情報発信は減らしますが、元気にしてますって話でした。




