稲敷市は自殺対策に本気で動き出すぜ!

平成27年2月13日にライフサポーター部会が新利根庁舎にて行われました。

この部会は自立支援協議会の中の部会で、市内の自殺対策について検討する部会です。

稲敷市の自殺はとても多い。
交通事故者の何倍にもなります。
自殺者数を10万人当たりの数値に換算すると、茨城県内44市町村の中で、上から6番目という深刻な数値になっています。

自殺対策について問題視していた市会議員が、議会にて訴えていたこともありこの部会ができた経緯があります。

多分、竹神議員。議会で一般質問してたからね。
まあうちに何度も顔出してくれるから、分かってはいるけど。大きな貢献したよね。

そのおかげで部会ができて、自殺対策システムを考え、今度は病院と連携して考える機会を持つことができた。これは、大きな躍進。
まあ、これからも彼には頑張って働いてもらおう(笑)

今回、部会で考えているシステムは、特に自殺未遂をする人に焦点を当てています。
まず、自殺に一番近い人々を救う、支援していく必要があると考えたから。
そのため、救急で運ばれている可能性も高いので、病院の方へも依頼をしたというわけだ。

ということで、3月19日に病院関係者、部会、市役所の職員で意見交換会が行われます。

この話し合いを繰り返して、システムや流れ、対応など、実際に有効に運用出来るように話し合い、システムを作っていくことになります。

なんちゃって部会長の自分が言うのもなんだけど、良いシステムになって病院の協力が得られるといいな~と思う。

それと、うちの法人は別の方向性でこの問題を考え、改善する方向を4月から行っていこうと思います。

廃校プロジェクトと村構想。

【2015/2/14  投稿】

稲敷市自立支援協議会研修会にて、法人の事業所紹介とグループワークをするはずなのに夢を語ってきてしまったという話だ。

この研修会での登壇は、まだまだ法人・事業所設立後まだ間もないということもあり、良い機会だと思い受けさせて頂きました。

みんなの前でのプレゼンはまだまだ慣れないことなのでとても緊張したよ。

時間も押していたので、言いたかったこともだいぶ端折ったし。
それに、言うことを暗記していこうと思ってたんだけど、全然覚えられなかったという始末。
グループワークについてもそう。
司会とか、場をうまく盛り上げて良い話し合いを促すのも苦手だし…。
反省点ばっかりなのであった。

みんな意見を出し合って、楽しくやってくれてたから良かったけどね。
結果としてはまあOKかな。


今回伝えたかったのは、SMSCの今後の構想だ。


構想の根幹は、イタリアのトリエステという地域にある地域精神保健サービスをモデルにして、そのサービスを廃校を利用して作るということ。

日本の精神医療は、長期入院患者の地域移行が喫緊の課題の一つ。
2004年に厚生労働省より示された「精神保健医療福祉の改革ビジョン」に、「入院医療中心から地域生活中心へ」という施策を今後10年間で推し進めていくことも明記された。

しかし、入院の必要がない社会的入院者は7万人くらいいると言われている。

モデルにするイタリアは、1970年代から1990年代かけて精神科病院を徐々に縮小しほぼ廃止した、 文字通り「入院医療中心から地域生活中心へ」というパラダイムシフトを成し遂げた国として知られているところだ。

サポートする仕組みとして、グループホームや就労の場、精神科病床数の少ない総合病院、24時間対応の精神保健センター、自助グループのスペースや工芸工房スペースなどもある。

それらのサポート体制と仕組みを廃校を利用して作りたいということ。

それを伝えたかった。

アウトプットすることで、自分の目的が明確になり、また決意表明になる。
もっとPASSIONを伝えたかったんだけどね。伝わったかどうか(笑)

まあ、言えただけども良しとしよう。

ちなみにこんな感じだ。

6cedd-2015-02-112b22-04-49

まだ、決定じゃなく途中段階の村構想(地域福祉)。
これをコスト面や運営方法など考えながら、廃校へと落とし込みたい。

詳しくは、また今度書いていこうと思う。