緊急事態宣言を受けてのSMSCの方針と今後の対応について

3月末にみんなの学校いなしき(旧あずま南小学校)の建築工事が終わり、SMSCへ物件の引き渡しがありました。

過去記事

前回コロナショックによる影響により、本来たくさんの方々に利用してもらい、コミュニティ作りの中心として活用してく予定でしたが、4月末まで外部との接触を制限するために学校の利用は控えさせていただく形をとることとしました。

しかし状況はさらに悪化しており、4月7日に安倍晋三首相より緊急事態宣言が発令。
感染が急拡大している東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡の7都府県が対象で実施期間は7日から5月6日まで、さらなる行動の自粛が求められます。

その発令を受け、茨城県の大井川和彦知事は、県内の感染拡大要注意市町村10市町の外出自粛要請期間を平日昼間も加え、5月6日まで延長すると発表されました。
(10市町はつくば、つくばみらい、守谷、土浦、牛久、龍ケ崎、取手、神栖、古河の9市と阿見町)

SMSCが事業を行なっている稲敷市は、緊急事態宣言の対象となる地域ではありませんが、国、そして県が決定した今回の発表をとても重く捉えております。

しかし、当法人は障害のある方々、そして生活困窮世帯に関係する子どもたちなど、宣言が有る無しに関わらず、日常的な支援が必要な方がほとんどです。また、彼らの住む住居であるグループホームも運営しております。

医療もそうですが福祉も有事の際にこそ必要なのです。

自分たちの置かれている状況、そして利用者さん一人一人の支援が必要な状況を踏まえて、SMSCとしてはコロナウイルスの拡散を最大限注意しながら、サービスをなるべく継続して行なっていくという方針に決定しました。

厚生労働省は、社会福祉施設等が提供する各種サービスは、利用者の方々やその家族の生活を継続する上で欠かせないものであり、十分な感染防止対策を前提として、利用者に対して必要な各種サービスが継続的に提供されることが重要である。

厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00097.html

上記の厚労省の見解もあること、さらに予防、感染防止、その後の対応など、日々厚労省から適切な指示が出ています。

緊急事態宣言前には当法人内の管理者が集まり、コロナウイルス対策検討チームが発足されました。今後の対策を日々検討していく中で、上記の対策を最大限取り入れて、感染防止に取り組んでいるところです。

今後も社会の情勢を踏まえて、対策を修正しながら、より安全なサービス運営に取り組んでいきたいと思います。

関係者の皆様にはご迷惑をおかけするかもしれませんが、今後ともご協力をお願いいたします。


法人方針
コロナウイルスの予防に最大限注意して、利用者様一人一人に行動の自粛を求めつつ、彼らの安定した生活の維持のためにできる限りの支援を行います。

事業所対応
(就労支援事業所)
・送迎時、また来訪時に検温と体調確認を行います。
・手洗い、うがいの徹底とマスク着用をお願いします。
・不要不急の外出、外泊は控えます。
・お客さんの来訪も控えます。
・屋内、屋外問わずイベントへの参加はしません。

(グループホーム)
・利用者の検温と体調確認を毎日行います。
・手洗い、うがいの徹底とマスク着用をお願いします。
・不要不急の外出、外泊は控えます。
・お客さんの来訪も控えます。
・屋内、屋外問わずイベントへの参加はしません。
・夜間の外出もしません。
・コンビニ、商業施設、公共施設の利用を控えます。

(相談支援事業所)
・基本的に電話での相談にて対応します。
・緊急対応・やむを得ない場合には、対象者の体調確認(検温とマスク着用)と“3つの密”を避けた上で面談実施します。

上記の事業所対応については、職員も同じ対応で実施します。

さらに今回、総理の緊急事態宣言を受け、事業所の利用者さんにも再度自粛の要請をさせていただきました。

2020年5月6日までの期間、以下のことにご協力をお願いします。
・不要不急の外出、外泊は控えること。
・お客さんの来訪も控えること。
・屋内、屋外問わずイベントへの参加はしないこと。
・夜間の外出はしないこと。
・コンビニ、商業施設、公共施設の利用を控えること。
・マスク着用して手洗い・うがいを行うこと。

※上記の方針と対応は今後の社会的な情勢によって変更することがあります


地方にとってはお隣さんとのささえあいが大事な時に、人との接触をさける時代になってしまいした。
みんなの学校いなしきの事業モデルとは真逆の時代になっておりますが、いつかはこの時代も人類は乗り越えると信じています。

緊急的な対応と個々の自粛行動も乗り越えつつも、今後のアフターコロナをしっかりと考えていきたいと思います。

より良い時代を願って

オープンキャンパス第2弾終了しました。

2月23日(日)にみんなの学校いなしきオープンキャンパス2ndを無事終了しました。

今回は、当初予定していた学校のオープン予定を遅れてしまっているということ、またその中でも着実に事業は進んでおり、きちんと事業がオープンすることができるということを伝えるために行いました。

オープン予定って10月だったんじゃね?
って思っている方も多いかと思います。当初その予定で考えていましたが、なかなかハードな課題もたくさん出てきためオープンを遅らせることになりました。すいません。

その辺を今回の説明会で理解していただき挽回したいと思います!

受付担当 精神保健福祉士 黒沼 ・ The Boss Baby 蒼士

【日程】
2020.02.23(日)
10:40〜11:00 受付(玄関)
11:00〜11:25 事業説明
11:25〜11:55 校内見学
11:55〜12:00 挨拶

【場所】
みんなの学校いなしき(旧「あずま南小学校」)
茨城県稲敷市曲渕3-1


【FBページより】
昨年の6月にオープンキャンパスを行いました。
前回の説明では昨年中にオープンする予定でしたが、当初計画していたよりも追加工事の必要があったこと、台風15号の影響による被害が大きかったこと、また資金調達が難航したことによりオープンすることが遅れてしまいました。申し訳ありません。
しかし、それらの課題も解決の見込みができまして、3月末に工事をひとまず終了し、4月にオープンする予定となりました。
今回のオープンキャンパスでは、工事途中段階ではありますが、今後の工事予定とオープンまでの流れ、オープニングセレモニーについての説明をします。


開会の挨拶の後、まずは井川建築設計事務所の担当高木さんより今回の工事についての説明を行いました。

これまで行ってきた工事について、用途変更申請や防災工事、アスベストの撤去工事、そしてこれから行われる工事についての説明がありました。

まず、学校用途として使われていた建物を福祉施設として利用する際には、用途変更工事の必要があり、各部屋に排煙窓の設置や防火上主要な間仕切り壁の設置、学校全体の非常災害に対する防災工事を行いました。そして、検査結果にてアスベストが検出された箇所があったのでその撤去工事も行いました。

それらの工事の他に、老朽化の問題など現場に入ってから分かってきた部分も多く、工期が遅れることとなってしまいました。

現在は、それらの課題解決の見込みもたち、トイレやエアコンのなどの設備工事と厨房や食堂部分の工事を中心に行っており、3月末に終了予定であることの説明を行ってくれました。

その後は代表説明。

みんなの学校いなしきで行われる事業の説明です。(前回と若干の変動あり)

学校という施設を使って民間で何を行っていくのか、の説明をしました。
それと、今後の事業の流れと学校のオープニングセレモニーの流れまで。

まず、前回と若干の変更があることとして、学校の3階建部分の使用はスタートからはできないことになりました。

これは予想以上に工事の総予算が上がってしまったこともあり、今回の工事で全体を行ってしまうと、安定して継続した運営が厳しくなることも懸念されることから、西側半分(2階建部分)のみの工事と使用で事業を行い、東側は追加で行なっていくほうがいいと判断したためです。

そのため、当初の学校運営では、西側部分の運営を中心に行っていきたいと思います。

【運営事業】
・障害者就労継続支援B型事業
・障害者就労移行支援事業
・障害者生活介護事業
・障害児放課後等デイサービス
・障害児児童発達支援事業
・生活困窮者世帯の子どもの学習支援事業
・みんなの学食〜南食堂〜(カフェ兼食堂)
・みんなの家庭科

【地域開放】
・体育館
・グランド
・教室

当初の予定より規模感が小さくなってしまいましたが、今後の追加工事にて使用できるようにしてから開放していきたいと思います。
また、今後は高齢者のデイサービスなどの福祉サービスも行っていきます。スタートからはできませんが、とりあえずシニアの方々のサロン活動は早い段階始めていきたいと思います。

そして、みんなの学校いなしきのオープンは4月1日予定。オープニングセレモニーは、運営が落ち着いた5月24日(日)に行う予定です。後ほど関係者の皆様には、招待状を送りさせていただきます。

こんな感じで話させていただきました。

そのあとは学校内見学。

現在工事している箇所を見ていただきながら、今後どのような活動を各部屋にて行なっていくのか説明させていただきました。

みなさん思っていた以上に興味を持ってくださり、いろいろ質問してくださいました。

「体育館を使いたい。」
「ダンスをやりたい。」
「ヨガをやりたい。」
「一緒に花壇作りをやりたい。」
「サロンやりたい。」      などなど。

どれもいいですね〜、大丈夫です。

全部やりましょう!

今回のオープンキャンパスも地域の方を中心に告知しましたが、東3区ではイベントがあったので、ほとんど来れないと話を伺っていましたが、東3区や市内だけじゃなく市外からの参加もたくさんしていただきました。
(想定以上に来てくださったので、運営は大慌てでしたけどね笑)

お忙しい中来てくださり本当にありがとうございます。

今後も地域に愛される学校にしていきたいです。

以上。


最後に

これは説明会後に分かったことです。

コロナウイルスの影響が学校にも来ております。
注文していた一部の設備が届かない可能性があります。

現在、建築関係者の皆様が必死になってかき集めてくれているので、今の所4月1日のオープン予定は可能な形ですが、一部使いにくいところもあるかと思います。
また、当初予定していたオープニングセレモニーの件も状況を見ながら開催するのか等、判断していきたいと思います。

幸せの連鎖を繫いでいきたい

ちょっと前だが嬉しいことがあったので書いていこうと思う。

まず事務方から、
「〇〇さんからお金が振り込まれているけど、何のお金か誰か知ってる?」
と話があった。

「分からない、何で?」

誰も知らない。

それもそのはず、その子はSMSC で仕事の訓練をして、就職したから今はサービスを利用していない。

なんでだろう。
と疑問に思い、相談員が本人に電話をして確認する。

すると、

「これまでパートでしたが、正社員になることができました。そのお礼に寄付しようと思っていました。」

それを聞いたスタッフは嬉しさのあまり目から涙が…

これまでも楽ではない生活してきて、やっとの思いでの就職。それでも生活は厳しいはずなのに、感謝の思いで寄付してくれるとは、なんて純粋な子なんだと自分も感動した。

金額も〇〇万円と本人の生活水準より明らかに多い金額だ。

いらないよって言ったけど、気持ちなんでと受け取ることになった。

その後、きちんと事務所に挨拶にきてくれた。今の自分の生活と兄弟への想いなど語ってくれていた。自分も辛かっただろうに、他を思いやれる気持ちがあるのは彼の強さなんだろうなと思う。

うちらがサポートしたところは後押しだけだ。ほとんどは彼の努力と潜在的な力だと思っている。だから大丈夫。これからもやっていけるだろうから頑張ってな。

それと弟くん。
君も見てるだろうから伝えるよ。
社会は残酷で、生まれた瞬間に、ある程度人生が決まってしまっている部分はあるかもしれない。でも、それを乗り越えて、自分の力で少しでも人生を変えることはできる。
だから、お兄ちゃんを追っかけて頑張りなさい。応援してるよ〜。

さてさて、法人としては小さい金額だけと、彼にとっては大きい金額。
キャッシュフローですぐに飛んでしまうかもだけど、この金額はきっちり胸に刻みます。

さて誰の何にサポートしようか。(幸せの連鎖)

SMSCに寄付してくださる方は下記より寄付できます。
http://www.npo-smsc.jp/join

ごちゃまぜで笑顔になれるお寺

少し前に日テレNEWS24で社会福祉法人佛子園が運営する行善寺の活動が取り上げられていました。
下記がその紹介です。

https://videotopics.yahoo.co.jp/video/news24/297838 (現在リンク切れです)

twitter にも書いたが、ここの活動を生で見て感動して作ろうとしているのがみんなの学校だ。

たびたびブログに書き、今回は映像を載せた意図としては、口で説明してもなかなか伝わらないと感じているからでもある。

行政への説明や住民への説明、またその他の説明の際にも、「高齢者と障害者と児童と地域のみんなが一緒に過ごせる学校を作ります。」と説明しても、そんなことができるのか?障害のある方と一緒に過ごせるの?などなど色々な意見をもらった。

偏見をもっている方もいると思いますが、そうでない方も本当にできるのか、という疑問をもっての質問も多かったんじゃないのかなと思う。

地域の中で町とフクシは切り離され、日常的な関わりを持てていないから想像できないんだと思うけど、これを見てもらえたら少しは理解してもらえるかなと。

自分は視察で生で見て驚いたからね。

映像を見てもらえたらわかる通り、みんながごちゃまぜに過ごせる空間があるんですよね。

できてるところがあるなら、うちにもできる可能性があるんじゃないかと。

佛子園・前多さん「障害である人、そうでない人、高齢者の人、そうでない人、地域とともに元気に暮らせるまちづくりをしていく」

日テレNEWS24日

素敵な言葉。

稲敷でもだれもがごちゃまぜに暮らせるまちづくりをしていきたい!

ケアプランのAI化はケアマネージャーを救えるか

IT、ICT、IOT、AI などなど。

テクノロジー関連の話題はとても多く、ニュースで見ないことがないくらい進歩が進んでいる。

特にAIの進展が進むと、「なくなるかもしれない仕事」と言われるものも多く、はたして自分の仕事は大丈夫だろうか?と不安に思う方も多いんじゃないかな。

自分は最近、特に福祉×テクノロジーに興味があったので、昨年に東京ビックサイトで行われた国際福祉機器展に参加しました。

(で、結局撮っちゃった。)

高齢化が進む中、この産業はますます伸びていくので、各企業さんの力の入れっぷりが凄い。
日々急速に進化していっている感じだ。

特にIT関連、IOTやAIなども機器にどんどん導入されているので、ますます便利になっていくだろうと予測できる。

その中で特に驚いたのが、ケアマネージャーさんのケアプラン作成をAIが行うという技術・サービス。

これは、株式会社シーディーアイ(CDI:ケアデザイン研究所)が開発した「MAIA(マイア)」というケアデザイン人工知能である。

株式会社シーディーアイ https://www.cd-inc.co.jp/
MAIAにできること

MAIAは、利用者様のADLや要介護認定項目などの状態をブラウザで入力すると、サービスの種類や頻度など、組み合わせのプランを最大で3通り提案するAIである。
プランを変更した際の容態予測や、プランを採用した際に1年後の身体機能がどう変化しているか、という将来予測のレーダーチャートを示す機能もある。

このAIを導入すると、ケアマネージャーがケアプラン作成にかける時間を大幅に削減することも可能になるかもしれない。

いろいろ調べてると、なんと茨城県ではもうすでに昨年から試行事業を開始している。早い。

ケアプラン作成AIは、まだまだ発展途上といったところだと思うが、データの量がさらに増えていけばケアプラン作成の精度もどんどん上がる。

今はまだ頼りないプラン立てかもしれないが、エビデンスに基づいたプラン作成することができるようになるのも近い未来かもしれない。

その次は、障害者支援の分野での相談支援専門員、計画相談にも実装されるようになる。

AIが進展してもなくなりにくい仕事とされていたケアマネージャーの仕事。

案外、テクノロジーに代わられる日は近いのではないかな。

ただ、今回書きたかったのはケアマネージャーの仕事が奪われますよ。
ということではない。

これからさらに深刻になる労働人口の減少と高齢化の問題。
さらに介護などの福祉分野の人材不足。

自分が抱えている相談支援の件数、また周りの人が抱えている相談支援の件数を考えてみればわかると思う。

ケアマネージャー1人が抱えている相談件数、人数が多すぎるのではないだろうか。

そのため、相談支援やプラン作成・フォローアップ等が疎かになってはいないだろうか?

膨大な書類やケアプラン作成など、AIやテクノロジーに任せられる部分は任せて、利用者さんとの関わりや相談、その他直接支援にかけるべき時間を増やすことが大切だと思うんだよね。

テクノロジーと支援の共存。

AIなどのテクノロジーは、介護や支援業務の効率化に大きく貢献していくと思う。

今後ますます介護等福祉ニーズは高まっていく中で、日本の労働人口は急速に増えることがないのだから、外国人労働者の雇入れを進めていくことはもちろんのこと、AIやIOT、ICTなどなど、テクノロジーを取り入れて支援の質を担保することが、これから取らなくてはいけない福祉の戦略だと思う。

忙しすぎて「もう無理!」ってなってしまう前に、これからはAIなどの技術も利用して、適正な支援を維持していこうぜ!って話でした。

みんなの学校プロジェクトで「地域福祉」をアップデートする。

「礎」の2018年、変化を始めた1年に。


2018年はどんな年でしたか?

何にも始めてないと思っていたけど、振り返ってみるといろいろあった年だったな。

「おんらが村」の村民たちが地域の困り事を解決する便利屋サービス「猫の手商会」、稲敷市の地域資源・人的資源を見える化し、適切に届ける基盤をつくる「生活支援コーディネーター」、本格化する学習支援事業てらこむやまちキッチン「あえる」などなど…

これまで精神保健福祉に特化していたSMSCが大きく「地域」や「まちづくり」に舵を切った1年だったと思います。


法人としての定款で謳う目的も、今年は変わりましたよね。

そう。

今年から掲げている目的は「すべての人が安心して暮らせる地域社会の実現に寄与すること」。

そのために、「地域の子どもからお年寄りまで、それぞれの抱える課題に関連した福祉サービスと、それらを含めた地域社会のすべての人が交流する場(空間)を提供することで、すべての人が支えあい地域の課題解決に参画していけるようになることを目指す」と謳っています。

大きな違いは、地域に暮らす精神障害者や心の問題に悩む方々を対象としていたことから、地域の子どもからお年寄りまでと対象範囲を拡大したことです。

より地域に密着し、「みんなの福祉」を考え、実践する組織になりつつあります。


取り組みが多様化したのはなぜですか?

そもそも「日本にトリエステを作る!」と始めたイタリアの精神保健福祉の取り組みですが、地域に密着してサービスを展開すればするほど、地域を取り巻く社会問題の深刻さに頭を悩ませるようになったんだよね。

これは、精神保健福祉だけやっていてもダメだなと。

精神障害と非常に密にリンクしている「貧困」という問題も顕著に見えてきたし、人生のライフステージそれぞれにおける適切な支援の必要性…

「もっと早い段階で彼らと接することができていたら?」
「彼らが今後受けることになる介護のより良い在り方は?」

などなど、地域に密着すればするほど、考えることは増える一方です。


「地域福祉」をアップデートせよ!

また、いち市民としてこの「地域」そのものへのアプローチも可能であると考えています。

先に話した地域福祉や社会問題に関することを、自分事として受け止め、行動に移している人は決して多くありません。
福祉人として地域の社会保障を担いながら、地域人として同じ土地に暮らし働く人たちと、地域の課題を一緒になって考える…

自分が考える地域コミュニティは、子どもからお年寄りまで、障害や貧困もジェンダーもない、あらゆる人が住んでいるこの地域社会を、みんなの力で支え合い、より住みやすい場所に作っていくことだと、強く思っています。


「地域」と「福祉」それぞれに対してアプローチしていくのですね。

そうです。

複雑に絡まりあった地域課題を解決していく取り組みは「まちづくり」に近づいていくんだろうと思っています。


具体的にはどのような取り組みを?

廃校となった稲敷市内の小学校を活用して、児童、障害者、高齢者、生活困窮者などの総合的な福祉サービスと、地域住民が利用できる交流スペースを生み出します。

「みんなの学校プロジェクト」と名付けたこの取り組みを通じて、地域に内在する偏見や差別の解消、社会問題や福祉への課題に対する理解を深めることで、誰にとっても安心して過ごせる地域づくりを進めていきたいと考えています。

詳細は、また事業が進み次第お伝えしていきますね。


ワクワクしますね!何かが変わるような期待を寄せてしまいます。

そう!

その感覚が一番大事だなぁと思っています。

「『みんなの学校』から稲敷が変わるかも…」と思わせられたら、それは私たちの思惑通りです。(笑)


その他、大きな変化はありますか?

「みんなの学校プロジェクト」の運営開始に伴って、社会福祉法人を新設します。

幅広い福祉サービスを展開する事業主体として、また社会問題を地域のみなさんと考えていく中核団体として組織していけたらと考えています。


新たな法人が立ち上がるのですね!これまでとの違いはありますか?

これまでは「走りながら考える」をモットーに、スピード感とその時々のニーズを汲み取りながら事業を拡大させてきました。

これからは、より公共性の高い組織体として、堅実な運営を心がけたいと思っています。

とはいえ、これまでの速度を落とすつもりも全くありません。

地域密着で培ってきた信頼性を元に、これからも私たちの考える「福祉」を提示しながら、地域社会のアップデートを図っていきます。


ありがとうございます。最後にひと言いただけたらと思います。

元号の年に新法人設立と廃校プロジェクトを行う、その決意を断固たるものとする2018年とすることができました。

今年はその決意をしっかりできるように活動していきたいと思います。

まだまだ勉強不足でご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、みなさまこれからもご指導ご鞭撻の程よろしくお願いします!

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新法人を設立しますという決意表明

自分は面倒くさがりで、これからもなんだかんだ先延ばしにしてしまうこともあるので、あえての決意表明です。

言ってしまったらやるしかない。
「背水の陣」そういう思いです。


新たに立ち上げる法人は社会福祉法人

社会福祉法において社会福祉法人とは、「社会福祉事業を行うことを目的として、この法律の定めるところにより設立された法人」と定義されています。ここでいう「社会福祉事業」とは、社会福祉法第2条に定められている第一種社会福祉事業及び第二種社会福祉事業をいいます。また社会福祉法人は、社会福祉事業の他公益事業及び収益事業を行うことができます。

社会福祉法人について(厚生労働省)

実は社会福祉法人を設立しようとしたのは、NPO法人を立ち上げる時にも考えていたことだ。

将来的に様々な福祉ニーズに対応したコミュニティを作ろうと考えていたので、公共性も含めて社会福祉法人化した方がいいだろうと、ぼんやり未来予想図を思い描きながらNPO法人を設立した。

現在は障害者支援事業と生活困窮者支援事業を行なっているけど、これ自体はNPO法人でも運営することはできる。なので法人格を変える必要はない。


では、なぜ今になって設立するのか?

それは、これから行う事業が総合的な福祉サービス事業であるということ。

高齢者、障害児を含めた児童、障害者、生活困窮者等の制度を超えた福祉サービス事業を複合的に行っていくので、とても公共性が高い。

さらにより公共性の高い事業を行うこともできる。

それに公共施設を利用する可能性があるというのもある。

もちろん自分にとっても莫大なお金(設備等事業開始資金)がかかるというもの大きい。

そう、いろんな事情が重なり合って作ることを決めたんだ。

しかも来年には新元号になるというから、この上なくタイミングもいい。

そういうことだ。

自分の行動のきっかけは、もちろん自分の意思もあるけど、大きな一歩を踏み出すための外的要因も大きいように思う。

一歩を踏み出すのは意外に難しい。

だからこそ、きっかけになる外からの影響、タイミングは大事だと思っている。

結局は大いなる何かに動かされているんだろうなとも思う。

ちなみに社会福祉法人で行う事業について詳しく書いていきたいんだけど、まだまだいろいろなことが本決まりではない。
そのため、もう少し話が進んで、伝えられるようになったら書こうと思う。


思い立ったが吉日

新元号が変わるタイミングで法人を立ち上げると言ったけど、まだまだ理事や評議員その他諸々についてや、設立準備会など、あらゆることが何も決まっていない…。

決まっているのは来年の5月から開始するというスタートのみ。
こういうところが自分らしいとも思う。

これから急ピッチでいろいろ進めていきます。

果たして果本当にできるのだろうか?

自分も関わりたい。
手伝いたいと思ってくれる方は、ご連絡ください。
ご連絡はお問合せからでOKです。

ぜひ、お願いします!

障害者からみんなの福祉へ

先月、特定非営利活動法人SMSCの総会と理事会を行ないました。

特定非営利活動法人は、毎事業年度ごとに県または内閣に報告の義務があるのでそのためです。事業報告と決算報告、役員決めに定款などのあらゆることをここで決めて、次年度の活動へ反映させる。

今期は大きな計画をしていることもあり、法人としてはとても重要なミッションの変更を検討。定款の目的及び事業の内容を変更をしたのだ。

◯これまでの定款の内容

目的及び事業
(目的)
第3条 この法人は、地域に暮らす精神障害のある方々やそれ以外の心の問題に悩む方々に対して、個々の問題を克服、または改善し、地域社会でその人らしい生活が出来るように支援する事業を行い、障害や心の悩みがあっても安心して生活できる地域社会の実現に寄与することを目的とする。

◯新たに認証申請している定款の内容

(目的)
第3条 この法人は、すべての人が安心して暮らせる地域社会の実現に寄与することを目的とする。上記の目的のもと、地域の子どもからお年寄りまでそれぞれの抱える課題に関連した福祉サービスと、それらを含めた地域社会のすべての人が交流する場(空間)を提供することで、すべての人が支えあい地域の課題解決に参画していけるようになることを目指す。

大きな違いは、地域に暮らす精神障害者や心の問題に悩む方々を対象としていたことから、地域の子どもからお年寄りまでと対象範囲を拡大したこと。


そもそもなぜ変えたのか?

変更した理由は、大きく分けて3つある。

・障害者福祉サービスが増えてきた。
・地域にある課題は様々であり複合的に絡み合っている。
・そもそも地域社会は、あらゆる人が過ごすコミュニティだ。


障害者福祉サービス事業所が増えてきた

これは何となく地域を見ていたら気づく人もいるのではないかと思う。

高齢者介護事業に続き、障害者支援事業も営利化されてきた。
そのおかげで急速に増えてきている。良い事業、良くない事業を含めてね。

厚生労働省の資料より抜粋

事業所数が増えたことで、利用される障害のある方も同じように増えている。

で何が言いたいかというと、支援が必要な人に支援が届きやすくなっているということもあるが、障害者への偏見が一昔前より格段に良くなってきていると感じることだ。

地域住民反対で立ち上げできないケースもまだまだあるので、全然ないかというとそうでもないが、ハードルが下がってきているのは数を見れば明らかなのだ。
*ただし営利のみの事業も増えているのでご注意を!


地域にある課題は様々であり複合的に絡み合っている

これは地域に根ざして特に障害者の福祉活動をしてきて感じるのだけど、障害者の抱える課題も複合的であるということ。
高齢化、詐欺や貧困を含めたお金の問題、生きづらさからくる自殺問題などなど。
上げていけばきりがない。

そして、貧困問題を少し改善しようと子どもの学習支援を始めたら、お金がらみの労働や食事や性的な問題。そこに集まるコミュニティの問題。どんどん出てくるんだよね。
一つやることを増やすと、やらなければいけないことが倍以上になる…。

自分自身も市内での協議会等の役職や生活支援コーディネーターを始めたことで、より地域にある課題というものが見えてきたという感じもある。


そもそも地域社会は、あらゆる人が過ごすコミュニティだ

それはあたりまえだろ!って思う人もいるかもしれない。

でも、今作られている、そしてコミュニティと呼ばれるものは、お互いの興味や関心、同じ階級や状態など、自分に近いコミュニティで構成しているものがほとんどだと思う。
それが悪いという話ではなく、だからこそコミュニティ外との繋がりが弱く、気づきや理解が得られないことも多いのではないだろうか。

コミュニティー内の言語や行動、意識や考え方など、内部の結束が強まるほどに外部からは入りにくくなる。でも中の人は気持ちが良くて気づきにくいからそれがわからない。

知らずに排他的な状況になりやすいと思うんだよね。

これは専門性も同じ。
福祉でもそうだが、専門性が高まるほど中での言語や行動、共通理解が得られやすいこともあるが、一歩外へ出ると何のこっちゃあ分からない。
専門用語も難しいし、制度も複雑になってきているからね。
そうやって内部で固まって活動するから、外部との関係性はより希薄になってきている。
専門性が高まりしっかり棲み分けされてきたことからくる分断。

最近、特にこういうコミュニティーの分断があらゆるところで広がってきているように感じる。
そもそも、みんなコミュニティーの意味と言語が違うのかもしれないのかもだけど…。

自分が考えるコミュニティーは、子どもからお年寄りまで、障害や貧困もジェンダーもない、あらゆる人が住んでいるこの地域社会を、みんなの力で支え合い、より住みやすい場所に作っていくことなんだ。

(結局はこれだけが言いたかった。)

自分の福祉感についての原点回帰なんだろうけど、無数にあるコミュニティーのHabuになるplatform・事業を作っていこうと考えての変更でした。

そのメインとなる取り組みについては、もう少し進んだら発表します。

◯◯✖︎◯◯から始まるビジネスはオモシロい。

先日、とある場所で新たなプロジェクトのミーティングをしてきた。

このプロジェクトの内容が当初の流れより俄然面白くなってきて、テンションがMAXになっているという話である。

稲敷市で生まれ、稲敷市で育ち、小学校・中学校と共に過ごした先輩と後輩。
共に学び、バスケ部で汗を流して励ましあった。
先輩は農業法人を立ち上げ、稲敷市の農業の未来を考え活動している。
後輩は福祉のNPO法人を立ち上げ、稲敷市の福祉の未来を考え活動している。
お互いにいる場所は違えど、自分の領域の中で稲敷市の未来を考えていた二人。
二人が再会し、農福連携に進み出す!
お互いの知識と技術を持ち寄って、衰退する農作物の復興と、障害者の雇用を生み出すことによって、産業を復活させ市内の地方創生に取り組む物語。

良いSTORY。
マジでドラマみたいだ。
エモすぎる……。

ということで、そんな新たなプロジェクトを始められるように頑張っていきたい。
(実は学生時代の関わりはほとんどない。大まかな内容はまんまだが脚色は多分に加えている)

???
どういうことだ…。

詳しく説明しよう!

そもそもうちの法人は、障害者の就労支援を行う障害福祉サービス事業を行っている。
で、その就労支援の一つとして農作業の生産と販売がある。
これは地域特産のゆめのコーンという品種のとうもろこしを作って、お店で販売して障害者の仕事にしていこう!っていう事業だ。

だがこれが思うようにいってはいない。
それもそのはずだ。うちにはプロがいない。
勉強はしているけどね。

しかも、とうもろこしの収穫は年に1回だ。
1年に1度のミスしかできないのは、なかなか難しいことなのだ。

でいろいろ困っていたので、農業をやっている友人に「手伝って!」とお願いしていた。

そした、法人の方と一緒にやって見ないか?
という提案があり、最近ミーティングを始めたという流れ。
まあこれまでも何度か打診してはいたんだけどね。やっと実現したのである。

障害者 ✖︎ 農業
最近流行っているセットメニューだ。

農業は耕作放棄地や農業の担い手不足の問題。
障害者は仕事や雇用先がないという問題。

どちらも社会問題であり、両方の問題を改善しようと、厚労省、農水省含めて農福連携を進めている。そのおかげで、農業関係者・福祉関係者が意識してきたことで、全国的に広がってきているところではある。

そう今流行っている農福連携だ。それをやっていこうという事業である。
なので今更感は否めない。
何度目かのゆるキャラブームくらいに遅いだろう。

しかしだ。
このプロジェクトの肝はそこではない。

農業 ✖︎ 障害者 =
ここでやらなくては無くなってしまう地域特産の農作物を、障害者の雇用を生み出しながら復活させ展開する。

産業復活の担い手が障害者というところがいい。立役者になるからね。
冒頭にあったようにドラマでしかない。

◯◯✖︎◯◯から始まるビジネス

久しぶりに胸が高鳴る感覚だよね。

自分ところだけで考えるとビジネスは縮小しがちでも、コラボすると大きく展開する機会が増える。どの会社も専門に特化してビジネスを展開していると思うからね。

うちは福祉で相手は農業。
単一な事業だけでは、新規性や広がりにインパクトはないけど、お互いの専門分野を持ち寄った時のインパクトは大きくなる。

フリーランスが流行っている昨今、コラボして何かをやる人も多いと思う。
そうすると相乗効果で仕事の結果が良くなることも多い。もちろん反対もしかりだけど。
切り口も視点もサービスもあらゆる所で増えるからね。
✖︎の幅が広いと結果も大きく出せることも多い。差別化の度合いが大きくなるから。

そしてコラボの効果は、会社でそこそこの人数がいた方が面白い。
大きすぎるとわからないけど、人がいると化学反応が起きるからね。良くも悪くも。
団体でしかできない仕事も多いこともある。

まあ、どんどん話が飛んでいきそうなので、この辺で終了しようと思う。

新プロジェクト
個人的にテンションMAXなので絶対に成功させたいと思う。

伝えたいのはこれだけだ!

農業 ✖︎ 障害者 =
地域農産物の復興と障害者の雇用を生み出すことで産業創出する。

この企画案件が面白すぎてテンションMAXってことです。

仕事旅行もまちキッチンもコラボ事業だったけど、今回のも含めてこれからはどこかとコラボする形の事業をどんどんやっていきたいと思う。

崖っぷちだからこそ強くなるのだ。

何年たっても崖っぷちだけど、そういう状況が人を強くする。

そうまあこんな感じだ。

今年の報酬改定はシブいっすね。

就労系での実績の格差、A型問題、児童サービスについてもですが、大幅に改定がありました。そのおかげで3月4月の指定変更申請等でみなさん忙しかったことと思います。

もちろんうちもですが。
書類作成にてんやわんやですよ。

障害福祉サービス等に係る報酬について、平成30年度改定に向けて、客観性・透明性の向上を図りつつ検討を行うため、厚生労働省内に、厚生労働大臣政務官を主査とする「障害福祉サービス等報酬改定検討チーム」を立ち上げ、有識者の方にアドバイザーとして参画いただきながら、平成29年5月31日から平成30年2月5日まで17回にわたり、関係団体からのヒアリングのほか、個々のサービスごとに現状と論点を整理した上で、公開の場で検討を重ねてきました。

平成30年度障害福祉サービス等報酬改定について |厚生労働省

うちの場合だと、特に就労移行支援の就労定着実績が特にシブい。
前年度の実績が今年度の報酬にバンと響く。

地方での就労移行は結構撤退するんじゃないですかね。多分。
うちはなくすまではしないと思いますが、定員変更はせざるを得ない。

地方はそもそも働くこところが少ないし、足もないからね。
都会よりかなりの狭き門なんですよね。
じゃあやる意味ないじゃんて言われたらそうかもしれないけど、働きたい人もいるんですよ。

そのチャンスは残しておきたい。

うちも毎年5、6人中1人は就職させてますが、前年度の実績に縛られると1人もいない…。
今年は2人就職してるから、来年は報酬が上がるけど今年度はシブすぎる。
もう定員の変更をせざるを得ない感じなのだ。

それとB型でも平均工賃の実績で大きく変わる。
これまでは徐々に良いところを評価する形だったけど、今回の改定では減額になるところも多いと思う。
うちも微妙に10,000円割れで減額っす。年度切り替えのタイミング問題もあるんだよね。

いやはや、崖っぷちですわ。
これは。

それに今年から新サービスも始まる。
うちもひとつ始めるので、まだまだ指定変更申請の書類作成に追われそうです…。

GWも潰れそうなのだ。
もう笑うしかない。

今後の HAICOO というデカイ計画がある中でシブい改定。
福祉はやはり減額されていくんだな。
その中でもプロジェクトを進めて行かないといけないという過酷な状況。

そう崖っぷちなのだ(2回目)

そもそもね。最近のうちは安定してた。
サービスも支援も順調だし経営的にも安定していた。
このまま続けば一生飯食っていける。やったね楽勝。そんな状況だったんだ。

だからかもしれない。

俺、個人としてはダラダラしていた。
デカイ計画があるけど、それもまあまあ順調だし。
まあ、いつものようになんとかなるだろう的に怠けていたように感じる。

人は安定すると怠ける。

でもだからこそ、この崖っぷちの感覚は最高にワクワクする。
強い相手に会えば会うほどワクワクする孫悟空のようにワクワクするのだ。

また戻れるかもしれない。
死に物狂いで法人設立と事業開設してたあの頃の感覚に。
脳内がシンプルにスッキリしていくね。

そうワクワクするのだ(2回目)

もともと自分はギリギリまでやらないからね。
というか、いろいろやりたくない。基本的には何もしたくない。ゲームしてたい。

自分でもそれが分かっているから、何事も崖っぷちにして背水の陣にして挑むようにしている。

やらなきゃいけない環境におけば、もちろんやらなくちゃいけないし、必死にならないといけない状況では最大限の力を発揮する。
そういう自分の性格を分かっているから、そうするようにする。
自己理解は大事だ。

でも最近は気付かずに慢心してたのだろう。

この改定でハッとしたよ。

俄然やる気になったよ。
マジで!

ということで今年はこれまで以上に攻めます。
乞うご期待!

廃校で起こす新たなAction

ちょうど3年前の今頃。
市と廃校プロジェクトの相談を始めた。

それは、福祉サービスと地域交流を進めるおんらが村構想というもの。

過去記事

気がつけばあれから3年。
この時に話していた廃校は、教育委員会が行う適応指導教室と職員研修施設になっている。

学校の利用については教育関係が優先だからね。しょうがない。
でもその後も想いは変わらず、廃校プロジェクトへの夢を追いかけてきたわけだ。

で、1年前に別の小学校が廃校になり、その活用について最近まで話し合いを進めてきた。
行政の言い分、ウチの言い分、なかなか折り合いはつかなかったけど今回は大きく進んだ。

廃校の利活用のプロポーザルでプレゼンさせていただくことができた。
これまでは話し合いだけだったけど大きく進んできた証拠だ。

そして市でのプレゼンを行った。
当日は上層部の方々が30名くらい。
いや〜緊張しました。とてつもなく。
これほど上手くいかなかったプレゼンはないだろうな。

ビデオを見るのが怖いくらいだ。
(練習も兼ねて毎回ビデオを取っている。)

その時に話したプレゼンの内容について。
事業内容の部分のみを一部掲載します。

廃校プロジェクトの内容は、児童、障害者、高齢者、生活困窮者などの総合的な福祉サービスと、地域住民が利用できる交流事業を廃校で行うこと。
総合的な福祉サービスでは、「子どもからお年寄りまで、安心して過ごせる地域社会を実現する」というビジョンのもと、各属性や課題にあわせた福祉サービスを展開します。
交流事業では、体育館、図書室、調理室、音楽室等の地域開放スペースと、カフェ、マルシェ、コミュニティースペース、教室の貸し出し等の交流事業を行います。

こうやって書いても分かりずらいかと思いますが、地域の方々が主体的に関わっていける学校として運営できるようにしていきたいと思っています。

行政の方からも質問があったけど、「なぜ学校でやるのか?」

土地買って、建物建てて運営する事はできる。(金はないけど。)

でも地域交流をつくり出しにくい。
閉鎖的になってしまう可能性がある。

でも学校はどうだろうか?

みんなが通って思い出のつまった学校という場所、そして地域の方々が利用しやすい設備が整っているという最高の条件。

行きたくなるでしょ!普通!!

そういうことです。

詳細は、また追って連絡します。

七転び八起き

七回転んでも八回起き上がればいい。

七転び八起き
7回転ぼうとも、それを超えて8回起き上がる気概で再起する、即ち、何度失敗しても立ち直るということ。

七転び八起き – ウィクショナリー日本語版 – Wiktionary

七転八倒
「七度転び八度倒れる」の意味。変乱の激しいさま。

七転八倒 – ウィクショナリー日本語版 – Wiktionary

似たような言葉だけど意味が大きく違う。

反対語ではないんだろうけど自分は前者でありたい

まあそれだけな話です。
…。
………。

そうじゃなくて。

これまで言い出してから4年も経っているプロジェクトが少しづつ動いてきましたという話です。

これまで市役所のいろんな部署でいろんな人との相談にたらい回し(お話を聞いていただき)にされ、散々相談したあげく、結局は使うことができなかったのが3年前…。

まあそんなことはビジネスならあたりまえのことだけど。

でも当時はかなり落ち込んだ。 
「もう市内でなんかやるもんかっ!」って、自暴自棄になってた。

まあ、そうは思っていてもやりたい気持ちは治まらず。
地道に市役所の方たちと密に話し合って、使わせてもらえるように進めてきたわけだ。

小学校の廃校利用にはいくつかの条件がある。
これは自治体によって条件が変わるかもしれないけど。

まず教育関係で使うところがあるかということ。
次に医療・福祉関係で使うところがあるかということ。
これは、より公共性の高い事業が優先だということになる。
それでもなければ、あらゆる民間を含めたプロポーザル(公募)となる。

で、うちは福祉分野ってところで話し合っているわけだ。

まだ協議は続いているけどね。
保健福祉部や総務部、政策調整部や公共施設再編室などの部長クラスの人たちや、教育関係課の方々。様々な部署の方たちが集まってくれて協議をしている。

耐震が足らないから解体する。
解体しないなら耐震診断して直して(耐震基準としては最高の教育水準まで)もらわないと使えない。
新庁舎と旧校舎があって、少しでも残して使いたいから、一部解体等を提案してもだめだったり。などなど、まとまらない事案をあげればキリがない。

初めは、いろいろ試されていたんだと思う。
こいつは本気でやる気あるのかって。
最近、そんな風に感じている。

行政の方々は責任を負わされるからね。慎重にならざるを得ないんだと思う。
それに立場が違えば、話が進まないのもあたりまえ。

協議を重ねるたびにいろいろ課題が出てくる。
でも、そのたびに自分が折れないもんだから、「どうしてもやっていきたいんですね。では、進めましょう。」と、こちら意思の硬さを理解してくれた。
折れてくれたのかもしれないけどね。

解体だ、耐震工事だ、補助金だ、助成金だ、契約だ、と課題はまだまだ多くて、最後まで進めていけるかも不透明だけどね。諦めずにやっていきたいと思っている。

「七転び八起き」

失敗も課題も多いけど、そのたびに奮起してやり抜く。

諦めたら試合終了だからね。

そう、そういうことだ。

茨城県平成29年度工賃向上研修としてうちの事業所に視察がきました。

先日、茨城県の平成29年度工賃向上の研修としてうちの事業所に視察に来てくれました。
8月23日と24日の2日間で、県職員と各事業所の方々が総勢40人くらいの方の参加です。

うちに来た理由として、実は昨年度に工賃向上研修に参加したことがきっかけ。

おんらが村の平均工賃が前年度よりも下がってしまったこと、県から参加するようにとのお達しがあったということで参加することにした。
そこで県の工賃向上アドバイザーに入ってもらい、工賃向上計画を立てて実行。
その結果が良かったということで、視察先に選ばれたということです。

過去記事

視察では現場を見て頂くことと、昨年のアドバイザー派遣での取組と成果等について報告をするという内容です。

現場報告の様子です。

せっかく作ったものなのでその内容を公開していこうと思います。

まず、工賃向上アドバイザーを入れる前に工賃向上研修があった。

研修では、会計について就労支援会計の基礎を学び、粗利益、経費、営業利益等、細かく統計を取り戦略をとっていく必要性があることを知る。

まあ。経営者としてはあたり前だけどね。

それに売り上げの算出についてはシビアに教わった。
作業ごとに収支評価を算出して、どこに無駄がありどこを拡充するのか?
その算出の必要性やその後の動き等を検討して学んだ。

現在どの地点にいてどこまで工賃を目標とするのか?
逆算して事業を見直していく必要がある。

その研修で特に強く感じたのは、工賃を月3,000円以上を上げるための工賃基準の見直しを行う手もあるというところ。

一般の人から見れば愕然とする数字だと思う。(月3,000円以上のところ。)
それでも達成できない事業所も多いのが現実だ。

うちも月に5日とか、毎日来れない人は工賃が少なかったりする。

大体の事業所は収入ベースで月ごとに時給や日給等を計算して工賃を支給していると思う。(全部ではないです。)
そうすると収入が上がらなければもちろん工賃も上がらない。
だけど、工賃が上がらなければ収入もなかなか上がらないという結果になる。

そのため、うちとしては収入ベースではなく、平均工賃の目標値で工賃基準を見直すためにアドバイザーに入ってもらい、工賃規定を改定した。

これは完全な赤字覚悟だ!

改定の中で決めていたことは、来る日数が少なくても月の工賃が3,000円以上になることを前提として、作業評価基準を細かく設定して、その基準に合わせて時給と日給、手当を計算して支給するという内容にした。

評価基準は、遅刻や欠勤、挨拶や体調管理、コミュニケーションや報連相などの基本評価と、各作業分野ごとの作業能力評価をもとに作成。
評価をランクごとに分けて時給を作成して、それに日給と手当を加算して一月の工賃として支給する。


で、実戦の成果はどうだったか?

(平成28年度3月24日の工賃向上研修の発表時の結果)
・これまでの工賃基準 2月分のB型平均工賃 5,741円
・4月からの新基準導入後 4月からB型平均工賃 8,996円  約3,000円UP

目標ベースでの工賃支給のため作業収支は赤字。
ただ工賃を上げるという目標をスタッフを含めて、これまで以上に意識統一を図れたと思う。
そして、新作業の導入や既存の作業の賃金の相談等を積極的に行うようになり、新作業も増えた。収入も半年くらいには改善できるのではないかと予想している。


その後の結果は?

発表してから現在の結果について
・収益を上げやすい軽作業(委託)の改善をさらに行う。
 軽作業の現状分析を毎月行う。
・それをもとに週間目標を細かく設定。業務内容も利益の高いものにシフトした。
・その結果、4月から6月までは赤字での運営だったが、7月には収益が改善。
 (6万円のプラスになる。)
・B型の平均工賃は、1万年を突破。(10,155円

1万円を突破したのだ!

めでたしめでたし。と、いくわけはない…。

茨城県の平成27年度B型事業所の平均工賃は、11,810円なり。

うちの現状は、10,155円。差額は、-1,655円

おしい実に惜しい。
けれどもまだまだ低い。

なので今年度は平均越えして、来年度には18,000円までにはもっていきたい。

B型事業所で収入を上げていくにはあらゆるビジネスに参入していかないといけない。
でも利益を出していくビジネスは、支援が1番の福祉者にはどこか遠い存在なのだ。
その距離感を埋めていくためにも、福祉関係外の集まりにも積極的に参加して、異業種の方々との交流や連携を作っていくことが必要だと考えているので、これからも積極的に出かけます。

皆さんのところにも顔をだすかもしれないのでよろしくお願いします。

設立から3年は本当に大変だった。

早いことで法人を設立してもう5年になる。

何となく事業も軌道に乗ってきてるっぽいです。

経営状況は悪くないからね。
安定してはいるんだろうけどまだまだ先は見えない。
だから常に不安に想いながら運営はしている状態だ。

ちなみにこのブログはデニーズで書いている。
最近デーニーズでいろいろ考えたり、計画したり、一人で集中して仕事できる時間が増えた。
そんなことも出来るようになったのは良いことだ。
現場の体制がどんどん良くなってきている証拠でもある。

でもここまで来るには大変だったし、設立当初からの3年間はとても大変だった。

自分は以前も同じような事業をしていたし知識も経験もあった。
お金はなかったけど戦略があった。
それで独立してもいけると思っていたし、大丈夫だと自分に言い聞かせて勇気をもって一歩を踏み出した。

でも独立することに誰も賛同はしてくれなかった。

今では賛同してるって言ってくれるけど、身内も不安や葛藤もあったのだろう。
当時の自分は全然賛同してくれているように感じれなかった。

1人でボートに乗って暗闇の中を大海に漕ぎ出す感じだ。

そこから一人きりの戦いが始まった。

仕事を辞めてから、新しい事業を始めても前職のスタッフや利用者を連れてこなかった。
そうしてはいけないと個人的に決めていたから。

なので初年度にグループホームを作り、一から自分で募集した。
お金がないから借金で始めて、自分はまだまだ無名でバックボーンもないから、人集めにはとても苦労した。

「自分の担当している利用者を信頼できるかわからなところに預けられない。」
あたりまえだ。そのため、半年間は一つの部屋も埋まっていなかった。

先の見えないトンネルをひたすら走るけどゴールは見えない。
通帳の残高が減っていくことだけがゴールを示していた。

そのころ自分は、看護師の親と二人で運営している状況だった。

その後、1~2カ月で2名の入居が決まる。
それでも赤字には変わりない。

そして、3~4名と定員まで入居が決まる。
4名になるとトラブルが起こり、1名退去。
また入るが、退去となる。

これは障害者だからトラブルが起こるということだけではない。
みんな急に知らない人との共同生活が始まる。
障害がなくてもトラブルは起こるだろう。
それがコミュニケーションが苦手ならなおさらだ。

マンパワーが足りないということもあったかもしれない。

なので、4名定員中3名という状況が続いた。

その後、自分の担当していた実習生がうちで働くことになる。

実は雇う原資なんてなかった。
自分の給料を下げることくらい。といっても5万円くらいだったけど。

そのため新たなグループホームを作ることにした。
これには他にも訳があって、人には相性というのが存在する。
相性が合わないと一緒に生活するのは難しい。
そのため、うちのホーム内での部屋移動もできるようにと作ったわけだ。

これは定員2名のホームを4ヶ所。
これまた原資がないので借金をして作った。

またまたトンネルを走り出すことが始まった。
勝算がなかったわけではない。
精神障害者の社会的入院はとても多く、地域にグループホームはほとんどなかったから。

でもまたすぐに埋まるわけでもなく、運転資金が減っていく状況が続いた。
数人づつ入ってくるとまたトラブルが起こる。
その収拾と部屋移動などに手を焼いた。

その頃から太り始めて、気づいたら10㎏も体重が増えていた。
多大にストレスを抱えていたんだろう。

そんな時、一人の利用者が失踪した。
警察に連絡して探し回ったけど見つからず。
途方に暮れていたが神戸で見つかった。
その後すぐに迎えに行った。 
精神的な悩みや障害をもつ方は、自分を傷つけてしまう人が多い。
未来に絶望したのだろう。
見つかったときには、「死のうと考えていた。」と話した。

その後も、もう一回いなくなった。
今度は横浜で見つかったけど、病院と相談してグループホームを退去することになった。

この時、自分も正直どうでもよくなっていた。
もうどうでもいい。全部なくなっちゃえと考えていた。
死にたいとも思っていた。 

その時に救ってくれたのはパートさんを含めたスタッフのおかげだと思う。
絶望的に考えていた自分を献身的にサポートしてくれて、ホームの中を和やかにアットホームにつくってくれていた。
おかげでどれだけ助かったろうか。とても感謝している。

これらのことが落ち着いて、ホームも安定して運営できるようになったのは、設立して2年が過ぎた頃だった。 

その後は通所の就労支援おんらが村を設立。

この時も借金して建てたと思う。
また新たなことが始まる。
利用者さんの仕事探しや工賃を上げるための試み、就職探しなど。
スタッフの募集も思うようにいかなかったけど、徐々にスタッフが入ることで、支援が充実してくる。
すると、トラブルもどんどん減ってきた。
利用者さんの家庭内でのトラブルはあるけどね。

そんなこんなで、バタバタしながらとっちらかりの3年が終了した。

このころからやっと赤字運営を脱出して、経営も安定してきた。
その後もいろいろあるんだけどね。この3年間の比じゃない。

今はとても安定していると思う。

今振り返っても映像を見ているかのように思い出す。
大分端折って書いてるけど、長くなりすぎるのでとりあえずここで終了しよう。

本当に人に助けられてここまで運営してこれたと思う。

でも、これからも先の見えないトンネルは続いていく。

絶望的な時期を乗り越えてきたからね。
自分はあの頃に一度死んだと思っている。
でもその頃を乗り越えた自分はもう負けないとも思っている。

どういうことがあっても。

まだまだ走り続けないといけないからね。

いろんな失敗が今ではもう笑い話だ。

5周年記念イベントを終えて

無事に5周年記念イベントを終えました。
バタバタして、今までお礼できずにすいません。

来ていただいた皆様、サポートしてくれた皆様、そして作ってくれたスタッフ、本当にありがとうございました。

皆さまのおかげで無事に終えることができました。
ありがとうございます。

法人設立日は、2012年4月。障害福祉サービス事業の指定日が2012年の7月。
なので事業開始して、ちょうど5年を迎えてイベントができたのは良かった。
法人としても自分としても、スタッフにとっても大きな区切りになりました。

「そういえば、そろそろ5周年か~。なんかイベントしたいね!」

という自分のワガママから始まった企画。

そもそも前からやりたいとは考えてはいたけど、ノリで考えて動いてしまうから、実際にやってしまったよ。自分でも驚きだ。
スタッフにとってはそれ以上と思うけどね。

多動なので、いつもこんな感じで始めてしまいます。

準備期間が3カ月くらい。
イベントは前に1回やっただけだし、そもそもイベント慣れしていない。
そんな中、スタッフは支援という通常業務に追われながらも、必死に準備を頑張ってくれました。
いつも多動な自分のわがままにつき合わせちゃってすまんね。
それでも付いてきてくれて、ここまで仕上げてくれてありがとう。

今回のイベント。
特に講演会はもっと人を呼びたかった。でも思っているほどではなかった。
人を呼ぶのは難しいね。福祉の人たちも研修慣れしているから。
もっと手の込んだ仕掛けが必要なんだろうな。
それに、必要なニーズにどれだけ届けられたろうか?
このマッチングも上手くいっていなかったように思う。

それ以外にも準備期間が短かったことや、スタッフの力量等もあるとは思うけど、大部分は自分の責任だろう。

まだまだ影響力がないってこと。ここは大きく改善していかないといけない。
もっと頑張んないとな。

スタッフのためにも、もうちょっと結果出したかったなと反省してます。

でも、今回のイベントで良かったのはスタッフの成長。
自分はほとんど関わっていなかったからね。
登壇者と演者の方々との連絡くらいだ。
忙しい中、ここまで仕上げてくれたことが嬉しくてしょうがない。

任せられた方は、自分で考えて行動して、失敗してまた次の行動を考える。

「自分で考えて行動する」という最もシンプルなことが人を大きく成長させる。

しっかりシンプルに行動してくれたね。
本当に忙しい中、頑張ってくれた。
みんな本当にありがとう。
これからもよろしくです。(多動は変われませんが…。)

そして最後ですが、忙しいのに駆けつけて頂いた藤田孝典様、武楽座の皆様、そしてGOMESS様にも感謝しています。

ありがとうございました。

これからもSMSC一同よろしくです!


講演・イベント写真ギャラリー

茨城新聞に載せて頂きました。
NPO法人ほっとプラス代表理事の藤田さんと。
5周年記念パーティーにて。