毎年恒例のR-SICに今年も参加してきました。今回で3回目。
http://ridilover.jp/R-SIC/

2014年から参加して。
京都 → つくば → 今回は東京で3日間。
1日目は各セッションは教育、働き方、一般雇用、障害者雇用、産業モデルや地方創生についてなどのこれからと未来について、各業界専門家数名をモデレーターが司会して議論を深めていく。

2日目は社会課題の現場を訪れるスタディーツアー。
関心領域に合わせたテーマのツアー現場を訪問する。
最新動向の調査や当事者との対話を通し、課題について学びを深める。
その後に、現場での学びをアウトプット・共有する「ワークショップ」を行う。

3日目は、1日目と同じようないくつかのセッション。
その後にCROSS POINT。
新しいソーシャルビジネスのためのインキュベーション&ピッチコンテストで登壇者数名がプレゼンして優勝者を決める。
ここが一番盛り上がるところ。
今回参加してみての感想は、やっぱり各セッションのどのテーマも面白く、これからの社会の変化やあり方について深く学べたし、自分の考えとの距離も測れた。
自分の考えも大体そんな間違ってない。
それと、毎回感じるけど登壇者の人たちの熱量は凄いよね。
参加しているみんなが自分の活動にまっしぐらに進んでいく姿は素敵なんだよね。俺も、もっともっと頑張らないとって感じさせてくれる。
セッションも良いけど、この感覚を味わいたくて参加しているようなもんだからな。
ただこれまで3回参加してきて、徐々にイベントから感じる熱量というか、この人スゲ~みたいな感覚が少なくなったな、と感じた。
毎回、各分野のトップランナーが出てきてタメになる話をしてくれる。
毎回感心する内容だし、TVに出る人も多くいるから、それだけでもテンションMAXなんだけどね。それでも感動が少なくなってきた。
なんでだ?って考えてて、これかなって思ったのは、
自分や活動に対する自信なんじゃないか?ということ。
3年前は自分の活動も始まったばかりで、まだまだ何も結果も出してないし、活動も安定とは程遠かった。思いだけは強かったとは思うけど。
そんな中このイベントに参加したら、スゲ~人ばっかりでみんな巨人みたいに見えていたんだと思う。
自分には手の届かない芸能人に会っているような感覚かな。
だから、スゲ~スゲ~って感激していたんだと思う。
それが年々活動も本格化して軌道に乗り、運営も安定してきた。
周りに知られるようになったし、少なからず結果も残してきた。
その経験が自分に対して、そして活動に対しての自信になってきたんだと思う。
手の届かぬ存在から、頑張ればそこまで行けると考えられるくらいに成長したってことかな。
そういう意味でこれまでに感じたような興奮はなかった。
自分のステージが上がり対等に感じれるようになってきたんだね、きっと。
そう考えていたら今回でこのイベントは卒業しようと思った。
良い意味でね。
トップランナーの中にいると勘違いして自分を見失わないように。
もっと自分の活動に向き合って、しっかり課題解決できるように結果を出していきたいと思う。
ということで、R-SICはとりあえず卒業します。